結膜結石
まぶたの裏の粘膜(=眼瞼結膜)にできる、白色ないし黄色の小さな点状の固まりのことをいいます。結膜上皮下にある結石は、ほとんど症状がなく、特に障害がでない場合が多いです。結膜上皮を破って、表面に突き出ている結石は、異物感がでます。結石の露出が激しいと、角膜とこすれ傷ができ、ごろごろ、痛み、充血、かすみ、といった症状が出る場合があります。白目の粘膜(=眼球結膜)に発生することはありません。慢性結膜炎、結膜瘢痕、ドライアイ、老化など様々な原因が挙げられていますが、多くは原因不明です。体質により結石ができやすい方もいます。結膜の炎症、老化などで、細胞分泌物が貯留し、結石が形成されると考えられています。結石とよばれていますが、石灰沈着はなく細胞蛋白の変性による硝子様物質です。カルシウムや脂質、老廃物からできています。
漢方と鍼灸
代謝が落ちて老廃物を尿や便で排泄できないと血液循環で皮膚の薄い部分から出てくることがあります。石関連はお茶をおすすめしています。体質改善は詳しく問診をとってから漢方をお出しします。鍼灸も漢方も石の写真もしくは実際に患部を見せて頂いて経絡に落とし込んで治療します。