本文へ

 

血尿

 尿が赤いなど、目に見えて血が混じっている血尿を肉眼的血尿と呼びます。尿の色はいつもと変わりないのに、尿検査で初めて分かる血尿を顕微鏡的血尿と呼びます。いずれにせよ、血尿には大きな病気が隠れていることがあります。尿路とは、尿を作り外に排泄するまでの通り道を指し、ふつう尿路は無菌状態で保たれていますが、しかし何らかの原因で尿路に細菌などが侵入し、炎症を起こすことがあります。これを尿路感染症と呼び、膀胱炎や腎盂腎炎などが代表的です。尿路感染症では、血尿に加え、トイレに行く回数が増える、尿が残っている感じがする(残尿感)、尿が出るときに痛みを伴う、下腹部痛などの症状が見られます。腎盂腎炎の場合には、高熱や腰部の痛み、悪寒などを伴います。腎盂腎炎が疑われる場合には、夜間や休日であっても受診しましょう。結石の位置によって腎結石、尿管結石など呼び方が変わります。腎臓から膀胱への尿の通り道を結石がふさぐと、腰や脇腹の激しい痛みが出現します。結石の場所によっては下腹部に痛みが出現したり、時に陰部にまで痛みがひびくこともあります。このように激しい痛みが急激に出現することが特徴ですが、反対に全く無症状のまま慢性的に経過する場合もあります。急激な痛みと共に血尿、排尿時の痛み、頻尿、残尿感が出現することがあります、吐き気や嘔吐を伴うことも多くあります。高熱を伴う場合には、尿管結石によって滞った尿に感染を起こしていることが考えられるため、夜間や休日であっても早めに受診する必要があります。腰などを強くぶつけたなどにより、血尿が生じることもあります。また、激しい運動のあとに血尿のような症状が出るものに横紋筋融解症があります。横紋筋融解とは、激しい運動により筋肉が壊れ、血液中にミオグロビンという筋肉の成分が流出する病気です。ミオグロビンが大量に尿に含まれると、血尿のような赤褐色の尿が出ます。横紋筋融解症の場合には手足の筋肉痛や痺れ、脱力、筋力の低下などの症状が見られます。横紋筋融解症は、急性腎不全を併発することも多い危険な疾患であるため、激しい運動の後に血尿に見えるような尿があった場合には、すぐに受診しましょう。血尿のなかには、腎臓や膀胱など尿路の悪性腫瘍によるものもあります。早期には特徴的な症状があまりないことも多いですが、尿の色がおかしい、長く続く、膀胱炎のような症状がいつまでも治らないなどのような場合には一度病院で相談してみましょう。腎炎とは、腎臓に様々な原因により炎症が起き、血尿やたんぱく尿と共に、腎臓の機能が障害される病気のことで、急性の経過をたどるものから慢性経過のものまで様々です。慢性の経過では、初期は無症状で進行し、血尿も肉眼で確認できるほどではないことが多いとされています。そのため、健康診断などで血尿やタンパク尿を指摘されて病気が発覚することが多いといわれています。急性の経過では、慢性経過の場合と同様目立った症状を認めない場合も多いですが、血尿やたんぱく尿に加え、顔面や脚のむくみ、血圧上昇、倦怠感、腹痛や吐き気など、様々な症状が出現することがあります。風邪などの感染症をきっかけにして発症することがあります。前立腺は男性だけが持つ生殖器官で、膀胱と尿道に隣接しています。
血尿の原因になる代表的な前立腺の病気には、前立腺炎、前立腺肥大症、前立腺がんなどが挙げられます。

漢方と鍼灸

 尿に血が混じっていたらどこかで出血してるので止めなくてはいけません。そのためには原因を探り少しでも改善しなければなりませんね。外傷なら止血漢方、感染症なら漢方の抗菌剤、腎炎なら炎症を抑える漢方、結石なら石を溶かす漢方、癌なら西洋医学的、手術、放射線、東洋医学的には免疫力、抗酸化力、食養生など、前立腺肥大症なら駆お血薬。