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糖尿病性腎症

 糖尿病性腎症とは、糖尿病三大合併症の一つとされている疾患です。糖尿病によって高血糖状態が持続し、腎臓の内部に張り巡らされている細小血管が障害を受けることで発症します。悪化すると腎不全に移行し、血液透析などが必要となることもあります。平成22年度において、全国の新規透析導入患者の43.5%を糖尿病性腎症が占めており、その数は上昇傾向にあります。糖尿病性腎症は、ある程度進行するまで自覚症状がありません。しかし、糖尿病性腎症を発症すると、尿の中に本来は含まれないはずの尿蛋白(アルブミン)が含まれるようになります。この状態でさらに放置してしまうと、腎臓のろ過機能は低下し続け、血液内に余分な水分や不純物が残りやすくなり、全身のむくみやだるさ、貧血といった症状が現れるようになります。最終的には腎臓ではほぼ尿を作り出すことができなくなり、機械によって血液を浄化する「血液透析療法」が必要となってしまいます。尿蛋白(アルブミン)とは、文字通り尿に含まれる蛋白質のことです。尿中に尿蛋白が含まれているかどうかは、早期腎症の発見に最も重要な指標となっています。本来、蛋白質は腎臓のろ過機能によって再吸収されるため、本来は尿中に排泄されることはありません。しかし、腎症が進行し、ろ過機能が低下してくると、尿中の蛋白質を再吸収しきれず、微量が尿の中に残ったままとなってしまいます。血中クレアチニンとは、血液の中にふくまれているクレアチニンという成分を見る検査値です。クレアチニンは不純物の一つで、腎臓機能が低下して不純物を取り除けなくなると血液の中に残るため、腎機能を見るときに利用する検査値です。この血中クレアチニンの数値を年齢や性別によって計算し、腎臓のろ過機能がどれほど保たれているかを見る「GFR(糸球体ろ過値)」という数値もあります。糖尿病と診断された時点で、今後放置してしまうと腎機能が悪化してしまう恐れがあるということ、そして初期段階では症状が出ないからこそ、定期的に受診し、腎機能が悪化していないかどうかを確認していくことの大切さを指導していくことが、大切です。

漢方と鍼灸

 まず血糖値、HbA1c値の改善をしましょう。また微小血管の血流改善、腎機能の改善をしていきましょう。微小血管があるところは目もそうです。糖尿の反応穴、膵臓、腎臓、出ている症状から漢方食養生ツボを選択していきます。