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眼瞼ミオキミア

 瞼の上下どちらにも起こりますが、疲れたときなどに主に、片側の下瞼がピクピクと動く症状です。眼瞼痙攣との違いは持続時間が長いことと、不規則で小さな動きという点です。比較的軽い病気なので疲れがとれると自然と治まっていくことがほとんどです。眼瞼ミオキミアでは眼瞼の筋肉のごく一部だけが微細に動き、決して他の部位に拡大しません。肉体的な疲労だけではなく、精神的なストレスでも起こりやすいとされています。コーヒーなどの興奮性の食品や薬剤を摂取しても症状が強く出る場合があるそうです。 ミオキミアは健康な人でもワープロやパソコンの長時間操作などがもたらす眼精疲労や、寝不足の際に一時的に感じられることがると言われています。眼精疲労をとる成分配合の目薬を使用することがあります。パソコン・テレビ・テレビゲームで目を酷使して疲れ目になっている場合は、間に細かく休憩を入れたり、なるべく長時間行わないようにしてください。睡眠不足なら十分な睡眠をとってください。 ホットパックとアイスパックや、マッサージやツボ押しも疲れ目に効果的です。眼瞼ミオキミアと眼瞼痙攣のちがいは、眼瞼痙攣も最初は同じような症状ですが、だんだん両眼のまぶたが上下とも等しくけいれんしますミオキミアは不規則に短時間筋肉の細かいけいれんが起こりますが、眼瞼痙攣はより速くけいれんします。自分の意思では瞼を上げることが困難になり、光がまぶしく感じることもあります。 眼輪筋(まぶたを閉じる筋肉)が不随意に収縮する病気で、ドライアイやヒステリー、チックなどが原因ではありません。眼瞼ミオキミアは、ボツリヌス治療(ごく微量の毒素を注射することで筋肉を弛緩させ、症状を抑える施術)の対象にはなりませんが、眼瞼痙攣は治療の対象となります。 そのため、眼瞼痙攣と眼瞼ミオキミアを見極める必要があります。眼科を受診することによって治療が必要なのか、経過観察が必要なのか判断できます。眼瞼ミオキミアと分かった場合、原因が心理的なストレスであれば、それを取り除いていくことが大切です

漢方と鍼灸

 ストレスなど自律神経疲労で起きているのか、眼の酷使で起きているのか反応穴から最適な漢方食養生ツボを導き出し治療いたします。