胃癌
胃がんとは胃の粘膜にできるがん(悪性腫瘍)で、ピロリ菌や喫煙が危険因子として知られています。心窩部痛や胸やけなどの症状が見られることもありますが、多くの場合は無症状で経過します。初期の胃がんは症状があまり見られないことが多く、進行しても症状が出ないこともあります。そのため多くの場合は検診で発見されます。胃がんの多くは症状に乏しいとされていますが、代表的な症状がいくつか知られています。胃のあるみぞおちの痛み(心窩部痛)や不快感・違和感、胸やけなどが現れることがあります。それに加え、吐き気や食欲不振などの消化器症状も現れることがあります。さらに、胃がんから出血すると貧血や黒い便(黒色便)などが見られることがあります。胃がんがさらに進行すると、食事が取りづらくなったり、悪性腫瘍により体重が減少したりすることがあります。これらの症状が見られた場合は進行胃がんの可能性もあるため、速やかに医療機関を受診するようにしましょう。胃がんの症状には胃の不快感・胸やけや貧血などがありますが、これらの症状は胃がんだけではなく、ほかの胃の病気でも見られます。慢性胃炎とは慢性的に胃の粘膜に炎症をきたしている状態のことを指します。症状としては、心窩部の不快感や胸やけなどが見られます。胃潰瘍とは胃の粘膜に深く傷が入ってしまった状態です。心窩部痛や腹部膨満感、悪心・嘔吐などの症状が見られます。胃がんと同様に出血することがあり、その場合には吐血や黒色便が見られることがあります。胃ポリープとは、胃の粘膜にできた“いぼ”のような隆起性病変です。基本的に悪性腫瘍のように大きくなることは少なく、症状を自覚することはほとんどありませんが、出血すると貧血や黒色便が見られます。胃がんと確定診断するためには、がんと疑われる病変組織を直接取り、病理学的に診断する必要があります。病変組織をつまむための検査として内視鏡検査が行われます。内視鏡検査とは、内視鏡と呼ばれるカメラを口から入れて、胃の内部を直接見ることのできる検査です(一般的な胃カメラ)。この検査では病変を観察するだけではなく、病変組織の一部をつまんで取ってくることもできるため、確定診断に必要な検査となります。
漢方と鍼灸
内視鏡も今は細くなったので鼻からも入れられるようになりました。バリウム検査で怪しいと思ったら内視鏡で再検査するなら、最初から内視鏡の方が負担は少なく思います。癌の反応穴、胃の反応穴から漢方、食養生、ツボを選択します。癌は切って終わりではなく、心の持ち方、体質(遺伝)、食生活、生活習慣などに問題があったからこそできてしまったので見直して養生しましょう。
【症例1】70歳女性、ステージⅣの胃がん、抗がん剤の強い副作用に苦しむ。相談を受け、合う食養生食品を選択し飲んでもらうと副作用がなくなり、抗がん剤が抜群に効き胃の中にあった大きな塊が3か月で消失。月3~4万円