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医療気功

糸練功

我々は、ほんの微弱な反応も訓練すれば感じ取れる能力を持っています。例えば冷えた缶ジュースを触れば冷たいと認識し、手を近づければ何となく冷気を感じるはず。今度はタオルでくるんだ状態で冷えた缶に触れてみると訓練すれば、やはり冷気を感じます。

人は、自分の体に異常がおこると通常の反応とは違った信号を、ある特定の場所から発します。

その微弱な信号を感じ取ることが訓練を重ねることで、可能になるのです。「なにかあの人いつもと違うなあ」と思ったことありませんか?そうなんです。異常に気が付いているんです。我々人間は約60兆個の細胞で体が構成されていて、それぞれが振動して波長を出しています。あの人とは波長が合わないとか、すごく気が合うと思ったことはありませんか?それも同じことです。

肝臓が疲労すれば乱れた波長が出てきます。それを読み取って打ち消す漢方薬やツボを見つければ、飲む前からあなたに合う漢方薬、食品、健康食品がわかります。そして治療するツボが見つかります。訓練すると飲む量が0.01グラムまでわかるようになります。

その原型を開発したのがオーリングテストで有名な大村恵昭先生。鍼灸会では間中喜雄先生から入江正先生に伝えられたそうです。鍼灸師であられた入江先生は、オーリングテストをもっと誤差がなく医療に幅広く使えるよう研究してフィンガーテストと名付けました。これは鍼灸会に受け継がれてまいりました。

直系のお弟子さんである木下順一朗先生は、薬剤師をされていて、漢方薬を選別したり加味法にて応用できるように薬業の分野で独自に発展をさせてまいりました。そして糸練功と名付け伝説の糸脈診を再現しています。その木下順一朗先生は、現在福岡で太陽堂漢方薬局を経営され、多くの臨床実績とたくさんのお弟子さんを育成し、今も現場でご活躍されております。ではその糸練功のやり方を簡単にご説明いたします。

1.

症状や異常個所を見つけます。

またもうすでに分かっている病名に反応する場所から異常な信号を読み取ります。

東洋医学の脈診、腹診、触診などしなくても糸練功でわかってしまうのですが、当院ではダブルチェックのために行います。

当院は問診も充実させ、鍼灸治療、漢方相談、補助剤(健康食品など)のアドバイス、生活習慣のアドバイスなどにこの糸練功を活用しております。

2.

そしてその信号がどの程度なのか数値化します。

次回来たときどのくらい良くなったか数値化できます。

3.

その信号が、どこの経路の流れが悪いのかを見つけます。

4.

ここである程度の漢方薬が選択でき、一味一味何を足して何を抜くかの作業を行います。

量を次に調べます。とても大事なことです。大人の3分の1でいい人もいますのでそれを調べます。

副作用がでないかもう一度掌に載せチェックします。

あなたにより合った漢方薬・健康食品・食材などを選び、副作用を起こさない選薬方法を是非お試しください。