芎帰調血飲第一加減
〔成分・分量〕
当帰 2、川芎 2、地黄 2、白朮 2(蒼朮も可)、茯苓 2、陳皮 2、烏薬 2、香附子 2、牡丹皮 2、益母草 1.5、大棗 1.5、甘草 1、乾姜 1-1.5、生姜 0.5-1.5(生姜はなくても可)、芍薬 1.5、桃仁 1.5、紅花 1.5、枳実 1.5、桂皮 1.5、牛膝 1.5、木香 1.5、延胡索 1.5
〔用法・用量〕
湯
〔効能・効果に関連する注意〕
体力中等度以下のものの次の諸症。ただし産後の場合は体力に関わらず使用できる。:血の道症注)、月経不順、産後の体力低下
《備考》 注)血の道症とは、月経、妊娠、出産、産後、更年期など女性のホルモンの変動に伴って現れる精神不安やいらだちなどの精神神経症状および身体症状のことである。
芎帰調血飲
〔成分・分量〕
当帰 2-2.5、地黄 2-2.5、川芎 2-2.5、白朮 2-2.5(蒼朮も可)、茯苓 2-2.5、陳皮 2-2.5、烏薬 2-2.5、大棗 1-1.5、香附子 2-2.5、甘草 1、牡丹皮 2-2.5、益母草 1-1.5、乾姜 1-1.5、生姜 0.5-1.5(生姜はなくても可)
〔用法・用量〕
湯
〔効能・効果〕
体力中等度以下のものの次の諸症。ただし産後の場合は体力に関わらず使用できる。:月経不順、産後の神経症・体力低下
加味帰脾湯
〔成分・分量〕
人参 3、白朮 3(蒼朮も可)、茯苓 3、酸棗仁 3、竜眼肉 3、黄耆2-3、当帰 2、遠志 1-2、柴胡 2.5-3、山梔子 2-2.5、甘草 1、木香 1、大棗 1-2、生姜 1-1.5、牡丹皮 2(牡丹皮はなくても可)
〔用法・用量〕
湯
〔効能・効果〕
体力中等度以下で、心身が疲れ、血色が悪く、ときに熱感を伴うものの次の諸症:貧血、不眠症、精神不安、神経症
帰脾湯
〔成分・分量〕
人参 2-4、白朮 2-4(蒼朮も可)、茯苓 2-4、酸棗仁 2-4、竜眼肉2-4、黄耆 2-4、当帰 2、遠志 1-2、甘草 1、木香 1、大棗 1-2、生姜 1-1.5
〔用法・用量〕
湯
〔効能・効果〕
体力中等度以下で、心身が疲れ、血色が悪いものの次の諸症:貧血、不眠症、神経症、精神不安
桔梗湯
〔成分・分量〕
桔梗 1-4、甘草 2-8
〔用法・用量〕
湯
〔効能・効果〕
体力に関わらず使用でき、のどがはれて痛み、ときにせきがでるものの次の諸症:
扁桃炎、扁桃周囲炎
甘露飲
〔成分・分量〕
熟地黄 2-3、乾地黄 2-2.5、麦門冬 2-3、枳実 1-2.5、甘草 2-2.5、茵蔯蒿 2-2.5、枇杷葉 2-2.5、石斛 2-2.5、黄芩 2-3、天門冬 2-3
〔用法・用量〕
湯
〔効能・効果〕
体力中等度以下のものの次の諸症:口内炎、舌の荒れや痛み、歯周炎
甘麦大棗湯
〔成分・分量〕
甘草 3-5、大棗 2.5-6、小麦 14-20
〔用法・用量〕
湯
〔効能・効果〕
体力中等度以下で、神経が過敏で、驚きやすく、ときにあくびが出るものの次の諸症:不眠症、小児の夜泣き、ひきつけ
甘草附子湯
〔成分・分量〕
甘草 2-3、加工ブシ 0.5-2、白朮 2-6、桂皮 3-4
〔用法・用量〕
湯
〔効能・効果〕
体力虚弱で、痛みを伴うものの次の諸症:
関節のはれや痛み、神経痛、感冒
甘草湯
〔成分・分量〕
甘草 2-8
〔用法・用量〕
(1)散:1 回 0.5g 1 日 2 回
(2)湯:少しずつゆっくり飲む。
(3)外用:煎液で患部を温湿布する。
〔効能・効果に関連する注意〕
激しいせき、咽喉痛、口内炎、しわがれ声 外用:痔・脱肛の痛み
《備考》 注)体力に関わらず、使用できる。
甘草乾姜湯
〔成分・分量〕
甘草 4-8、乾姜 2-4
〔用法・用量〕
湯
〔効能・効果〕
体力虚弱で、手足が冷え、薄い唾液が口に溜まるものの次の諸
症:頻尿、尿もれ、唾液分泌過多、鼻炎、しゃっくり、めまい