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admin@fuji-kampo

扶突(ふとつ)つぼ

手の陽明大腸経

〔場所〕
胸鎖乳突筋の中間よりやや前方

〔効能〕
咳、痰、つばが多く、喉痛み、アヒルの鳴き声のような声がれ 高血圧 おなかの調子を整える

禾髎(かりょう)つぼ

手の陽明大腸経

〔場所〕
鼻孔の下、人中穴の傍ら5分

〔効能〕
鼻づまり、鼻出血、急性鼻炎、慢性鼻炎、臭覚減退、蓄膿症、三叉神経痛、顔面神経麻痺、上歯痛、歯槽膿漏
※禾とは口 髎はかどすみ

迎香(げいこう)つぼ

手の陽明大腸経

〔場所〕
鼻の両脇の傍らのくぼみ

〔効能〕
鼻が詰まって臭いがわからない、顔面神経麻痺、結膜炎、
※迎はむかえる 香はかおりではなく胃を表す
※迎香は大腸経から胃経に連絡するツボ

大横(だいおう)

足の太陰脾経

〔場所〕
臍の両脇4寸、乳頭線上にとる

〔効能〕
便秘 急性下痢 腹水 腹膜炎 月経困難 腎炎 神経衰弱
※別名を腎気
※脾経と陰維脈の交会穴
※腸の働きが失調し症状があるとき特別な効き目がある

腹結(ふくけつ)つぼ

足の太陰脾経

〔場所〕
臍の両側4寸が大横というツボ それから1寸3分下(1寸は約3センチ、1分は約3ミリ)

〔効能〕
腹部の結積、つまり、しこり、かたまり、痛み、便秘、渋り腹、下痢など

府舎(ふしゃ)

足の太陰脾経

〔場所〕
衝門の上七分

〔効能〕
足が冷えてのぼせる 便秘 腹の張り しこり 痛み
※府はくら みやこ 集まる意なので、脾経の邪気が集まるツボ
※府舎は脾経 肝経 陰維脈の交会穴であり郄穴(急性症状)

衝門(しょうもん)

足の太陰脾経

〔場所〕
鼠径の溝の中央 大腿動脈の拍動を感じる所

〔効能〕
臍下からみぞおちにかけて突き上げるような急激な痛み 腹の冷え、かたいしこり、幼児のひきつけ、脇腹痛、動悸、息苦しい、腹に水がたまる、のぼせ症状
※脾経が腹部に向かって進む門戸にあたる

箕門(きもん)つぼ

足の太陰脾経

〔場所〕
太もも内側ほぼ真ん中

〔効能〕
下焦の病全般 精巣炎 鼠径ヘルニア 股神経痛 静脈瘤 痔疾 遺尿 婦人病 レイノー病 こむら返り
※邪を取り除き働きを正常にするつぼ
※別名太陰の内市 胃経の陰市と表裏、内外関係

血海(けっかい)ツボ

足の太陰脾経

〔場所〕
太ももを伸ばし力を入れると、内ももの膝よりに溝があり押すとつーんと響く

〔効能〕
婦人病 月経不順 月経痛 更年期障害 貧血症 
※血分の熱を瀉すのに有効
※脾と骨盤内蔵器は関係が深い
※お血や血虚があると公孫三陰交血海のいずれかに出る

陰陵泉(いんりょうせん)つぼ

足の太陰脾経

〔場所〕
三陰交、漏谷、地機と骨の際を上がっていくと陥没して止まる所

〔効能〕
腰・膝・足の疾患 婦人科 泌尿器科 胃腸病 胸腹の辺りが重苦しい 息苦しい のぼせる 遺尿 尿閉 更年期 高血圧 針麻酔 腰から上の疾患で内側・中が主